CD-Extraとは

CD-DAとCD-ROMが合体した仕様です。

つまりオーディオCD（CD-DA）にパソコン用データを記録し、1枚のCDに音楽データとパソコン用データを記録できるフォーマットです。

CD-Extraでは第1セッションに音声、第2セッションにデータを収録し記録の仕方を分けています。

通常のCDプレーヤーではCD-DA部分のみを読み取るので、普通の音楽CDとして再生することができ、パソコンではCD-ROM部分のデータを読み取ります。

このような、オーディオCDにパソコン用データを記録するCDを｢enhancedCD （エンハンストCD）｣と言いますが、
主流はソニー、フィリップス社、マイクロソフト社が提唱したCD-Extraなので、enhancedCDと同義として使われているようです。

CD-CD-Extraの規格書は表紙が青色であることから通称「Blue Book」と呼ばれています。

パソコンでの再生時に、歌と映像が楽しめる特性を生かし、特典としてプロモーション映像を収録するアーティストの例もあります。